「災害時個別避難計画」を作成しました(2025.12.6/2026.2.7実施)

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災害時の「個別避難計画」を作成しました

いつも一緒に活動している「あたみん」のメンバーで、災害時個別避難計画の作成と避難訓練を行いました。

個別避難計画とは?

個別避難計画とは、災害が起きたときに手助けが必要な方(避難行動要支援者)が、安心して避難できるように事前に準備しておく計画です。

  • どこに避難するのか
  • 避難のときにどんな配慮が必要か
  • 誰がどのように支援するのか

などをあらかじめ整理し、ご本人やご家族、支援者と共有します。

作成することで見えてくること

計画書を書いてみると、

  • もう準備できていること
  • これから準備が必要なこと

がはっきりします。

「なんとなく不安」だったことが、「具体的な備え」に変わる瞬間でもあります。

今回取り組んだのは、インスリン治療中の方の事例です

私が参加させていただいたのは、インスリンを使用されている糖尿病患者さん2例でした。

災害時に特に大切なのは、生命維持に欠かせないお薬や医療機器を確実に持ち出せることです。

  • インスリン
  • 血糖測定器
  • 針や消毒用品 など

そして、避難所でもできるだけ普段と同じ治療を続けられるように準備しました。

※インスリンの保存方法や使用期限は種類によって異なるため、主治医と確認しながら準備が必要です。

同じ糖尿病でも、備えは一人ひとり違います

お二人とも糖尿病ですが、状況はそれぞれ異なりました。

認知機能は問題ないが、自立歩行が難しい方

移動の負担を減らすため、

  • 玄関近くに小さな冷蔵庫を設置
  • 未開封のインスリンをすぐ持ち出せるよう準備

「取りに行けない」を防ぐ工夫をしました。

自立歩行は可能だが、認知機能が低下している方

(準備が整っていればご自身で注射は可能)

  • 常温保存が可能なインスリンを避難バッグにあらかじめ入れておく
  • 定期的に使用期限を確認し、計画的に入れ替えを行う

“考えなくても持ち出せる状態”を作ることがポイントでした。

備えは「特別なこと」ではなく「具体的にすること」

今回改めて感じたのは、同じ病気でも、必要な備えは一人ひとり違うということです。

だからこそ、「うちはどうだろう?」と考えるきっかけがとても大切です。

これからも一緒に考えていきたい

糖尿病に限らず、継続してお薬が必要な方はたくさんいらっしゃいます。

災害が起きても、できるだけ安心して過ごせるように。
治療を止めないための備えを、これからも地域のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。