お薬相談会を実施しました(2022年7月9日実施)
日頃から気軽に相談ができるような機会を設けたいと思っていたので、2022年7月9日の午後からお薬相談会を実施しました。
1週間ほど前から、HPでの告知と処方箋受付した患者様や高齢者お世話センターに案内文を手渡ししたところ、1名の患者様と1名の介護事業所の方が来てくださいました。
以下の相談を受けた内容について簡単にご紹介します。
①患者様からの質問
- きちんと治すなら飲み薬を勧められたが、他の薬との飲み合わせや副作用が心配で…
- 飲み薬がどのくらい効果と副作用があり、併用薬との飲み合わせは大丈夫なのか教えて欲しい。
回答
- 治療に使われる飲み薬を全種類の違いについて指導せんを用いて説明しました。
- 効果や副作用の違いについても簡単な数値を示してご理解いただけました。次回主治医に相談してみるようです。
②介護事業所の方の質問
- 在宅患者さんのお薬相談を主治医とする手段はないのか?
- 災害時に薬剤師が担う役割、業務はどうなっているのか?
回答
- 調剤薬局の薬剤師にまずは相談してください。どういったお困りごとがあるのかをきちんと整理して主治医に相談しますので、気軽に薬剤師にお声がけください。
- 限られた備蓄医薬品を用いて被災者の服薬指導・薬の割り出し、他の医療従事者への薬の助言などを行います。薬剤師は薬の名前を覚えていない患者さんから薬に関する情報(病気の名前、薬の色や形、服用時間など)の聞き取りを行うことで薬を特定していきます。「お薬手帳」は非常に重要な役割を果たしたと言われています。
ゆっくりとお話でき、患者様や介護事業所の方のお役に立てたのなら良かったです。
次回の相談会は、ご施設へ案内してみようと思います。