地域のケアマネ育成ミーティングに参加(令和3年12月17日に実施)
2021年12月17日(金)に「阿南市CENミーティング」に参加させていただきました(参加者は、ケアマネージャー2名とヘルパー1名、阿南市の福祉課1名、私も含め薬局薬剤師3名)。
より良いケアプランの作成を目的に、月一回、介護現場の方が集まって多職種の専門知識を勉強しているようです。
今回はその第2回目、「阿南市福祉業務の男女共同参画 調剤報酬研修会」と題して、私から基本的な調剤報酬(調剤薬局のサービス料や薬代など)を解説させていただきました。
薬剤師として、調剤報酬を多職種に理解いただくことで、多職種協働しやすい関係性ができ、ケアプラン作成の一助になればと思いお話させていただきました。
介護の現場で薬の問題はよくありますが、薬剤師の関わりが十分ではないように思います。
薬をきちんと飲めていない、本人や家族が病気や薬を理解できていない、いろんな病院で薬をもらっているが整理できていない、など問題は様々です。
薬局のサービスとして、薬と病気の説明、薬の一包化や飲みやすい形状に変更する業務や多重服用している薬の整理や医師への問い合わせ、服用後のフォローアップなどさまざまなものがあります。
そういったサービスと費用を介護現場の方に理解いただき、問題解消に薬剤師をつかって欲しいと話しました。
この会では、質問やご意見をたくさんいただき、生の現場の話は良い刺激になりました。
介護現場で薬に関して困ったときはすぐに調剤薬局へ相談できるという、多職種協働しやすい環境づくりを今後も目指していきたいと思います。